2021秋華賞の期待
明日の秋華賞の予想をしようと出馬表を眺めていたらTwitterでちょっと書きたいことが出てきて、でも140文字では収まらないと思ったので書きます。
個人的に一番注目しているのは、当然ですがソダシです。 オークスは残念な結果でしたが、明確に失速していたのは東京競馬場の坂を超えてからでした。 さらに札幌記念の見事な走りを見る限り、阪神2000mにそこまでの不安はないように感じます。
一方で札幌と阪神はコースが全然違うとか、札幌記念は斤量が軽いからという意見も耳にします。 前者はたしかにそうですが、後者に関しては、そうであればほかの3歳牝馬も同様の条件であのメンツに勝てたのか?という話になるのではないでしょうか。 前者も結局みんな同じコースを走るわけですし、ソダシだけが特別に阪神に弱いとも思えないので、やはりソダシが順当に来るんじゃないでしょうか。 問題は前回のような包囲網が起きて消耗する展開ですが、これは前回そうしたことでみんな消耗してしまい、結果ユーバーレーベンにすごく有利な状況が生まれてしまいました。 誰もが参加する以上、目標は1着最低でも入着を目標にするわけですから、今回も自分たちが結果を残せないリスクを選択するかという疑問があります。 ですので、おそらくオークスの時のような大量のマークはないかと考えています。
またユーバーレーベンは距離的にも問題ないですし、今年のデムーロ騎手は調子がよさそうですので、普通に考えれば有力候補の一角です。 が、オークス後の怪我からの復帰がギリギリというところが大きな不安要因です。 いちおう陣営はなんとか間に合ったと言っていますが、本気で予想するなら当日のパドックの馬体と雰囲気で判断する必要がありそうですね。
個人的にほかで気になるのは、5枠9番のアンドヴァラナウト。 鞍上の福永祐一騎手は桜花賞とオークスで騎乗していたファインルージュには騎乗せず、秋華賞ではこちらに騎乗します。 理由は単純に契約上のものという可能性はありますが、今年から順当に勝ち上がってきた栗東の馬ということもあり、個人的に注目しています。 一方でファインルージュ自体は過去に騎乗経験のあるルメール騎手が騎乗するので、安易に切りづらくもあります。
血統部分でいうと、ディープインパクトもしくはキングカメハメハの血を引く馬の多さが目につきます。 まさに現代のクラシックレースという感じがします。 なんなら父ディープ母父キンカメ(または逆)の馬もいますね。 その中でドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップのステイゴールド系列の子どもたちが並んでるのも個人的にはおもしろいなと感じました。 ちなみにドリームジャーニーはオルフェーヴルの全兄(父と母が同じ)です。
そんなわけで個人的に気になる馬はソダシにユーバーレーベン、アンドヴァラナウトとファインルージュです。 JRAやマスコミはソダシにだいぶ入れ込んで大注目という感じになっていますが、個人的にはここは別の馬が力を見せて三強時代みたいになってくれた方がおもしろいので、どの馬も頑張ってほしいですね。 個人的にはここにサトノレイナスが混ざってくれればさらにおもしろいレースになると思っていたのでとても残念です。 あとヨカヨカも、できれば見たかった…。
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