DroidKaigi2025個人的雑感・備忘録(Day3)

個人的に振り返ったりする際の備忘録として残します。 書いてるのはセッションの内容のメモというより、自分の感想や内容に関連した持論等です。 文体が安定しないのも御愛嬌。

各セッションの情報のまとめを探している人は、ZennなりQiitaあたりでお探しください。

Day2の記事はこちら

参加メモ(Day3)

一回休み(10:20〜11:00)

Welcome Talk終了後にコーヒーの発券をした結果、1つ目のセッションの時間と微妙に被ってしまい参加できず、1回お休みみたいな状態に。

せっかくなので、今回導入されたコーヒーの発券システムに関する雑感をここに書きます。 いちおう忠告しておくと、これは愚痴やクレームではなく、あくまでも雑感です。 だから廃止しろとかこう直せとか、次回も使ってほしいとかいう思いは、何もありません。

コーヒーの発券システム自体は、すさまじく伸びがちな待ち行列を解消する手段としては最高の効果を発揮したように感じました。 一方で呼び出しから10分以内に来ないとキャンセル扱いになるという都合上、呼び出し予定時間(もしくは実際の時間)がセッションと被ったらどうする問題の解決にはならないなあと感じました。 こればかりはセッションの入退室に途中離席・参加の導線を考える必要が出てくるので、まあ解決にはなかなか難しい問題です。 そして根本の話でいうと、あくまでもこのイベントはコーヒーを飲みに来ているわけではないので、結局コーヒーを諦めた人の数もそれなりにいたことでしょう。

あと気になったのは、今回コーヒーはホットだけでなくアイスも選択できたのですが、アイスはスチームミルク等の用意がないせいか提供時間に大きな違いがありました。 メニュー看板にはその記載がなかったので、ホットとアイスで提供時間に大きな差があることを表記があれば、意外とアイスを選択する割合が増えたのかなと感じました。 あとはホットとアイスでをそれぞれ別で待機する形だったら、もう少し人の捌きやすさにも違いはあったのかな、と。 まあ、これに関しては事前に提供内容を共有する必要があったし、何より今回の発券システムは思いつきからの突貫で用意されたものらしいので、(今後継続するなら)連携周り含めて改善されていくことでしょう。

いずれ知らなきゃいけないやつなので選択。

最初は「3は結構シンプルに実装できそうだなあ」と思いましたが、シーン周りの話に入ったあたりで「別にそんなことないな…」と感じたのが素直な感想。

最終的にその上で、段階的に移行はできそうなのか…と思いながら聞いてました。 ただこれに関しては、実際に移行をすべて完了した先人達が出てくるまでは、安易に2から3への着手はしづらいなあと。

「どこから読む?」コードとカルチャーに最速で馴染むための実践ガイド〜新メンバーを活躍に導くオンボーディング戦略〜(12:20 〜13:00)

仕事柄、自分がオンボーディングを受ける側になることが多いので参考に。

結論としては、まあドキュメント整えるのが一番ですよね。 個人的には総合的な部分は質も必要だけど、量は本当に大事だと思っている。 特にログレベルのドキュメントは多ければ多いほどよい。

一方でドキュメントの保守(更新)はどうするのという問題がやっぱりつきまとうよなあ、と。 ある程度は仕組みでなんとかできるだろうけど、おそらくそれって、ドキュメント量が不足してる時にしか使えない手段なんですよね。 本当にドキュメントの量が充実してると、今度は保守作業が回らなくなる。 Android含め公開されてる言語やライブラリのドキュメントでもそういうの感じますね。 それに比べてプロダクトの提供がメインになる各企業の場合、ドキュメントの数が増えれば増えるほど保守の工数も増えるし、その工数の確保をどうするかという問題にぶち当たるので。

あと個人的に、ドキュメント作成や更新の最大の問題って「ドキュメントを書けない人」が結構な割合で存在することだと思っている。 これは書かないという意味ではなく、文字どおり書けないということ。 識字能力がどうこうではなく、文章での記録や記載になると、途端とやれる人が減る印象にある。 ドキュメント整備に必ず属人化の問題がつきまといがちなんだけど、これは各個人の努力ではどうにもならない気がしている。 なので、これこそ文字によるアウトプット能力が人間より圧倒的に優れているAIに解決させるべき問題じゃないかと思っています。 現状のAIの仕組みでなんとかできるのかわかりませんが。 特にログ系。 こればっかりは1日のPC作業の全記録を見てもらわないといけないし…。

LUNCH TIME

この日は、この場所(ベルサール渋谷)でやるなら行きたい店があったので外で食べた。

衛星元年 スマホ圏外からLEO衛星🛰で安否情報を届けるAndroid DTC (Direct to Cell)完全攻略(14:20〜15:00)

毎年、業務でも関わるかわからない知見のセッションをひとつは選んでいて、今回はこれを選択。

セッションの内容(トーク)に関しては、総合でここが一番よかった。 解説とジョークの割合がちょうどいい感じで、終始楽しく聞けた。

今回のセッションは登山前提のものだったので、動作テストが過酷なものと化していましたが、ただの通信衛星のテストだけならまあ大丈夫でしょう。 たぶん。

Fireside Chat(15:20〜16:00)

ちょっと疲れが出始めたこともあり、休憩がてらのんびり聞いてた。

飲料提供に関しては、前述のコーヒーはもうそういうコンテンツなのでしょうがないとして、開催地によってはすぐ近くにコンビニや自販機がなかったりするので継続してほしい。 今回はすぐ近くにコンビニと、同階に自販機があるのでまだ問題ないですが。 特にさっとコーヒー飲みたくなると、近辺に何もないと本当に辛いので…。 まあ、今回の飲料提供にコーヒー缶はないんですけど。

Cache Me If You Can(16:20〜17:00)

これも定期的にいろんなところで起きる悩みの話だったので選択。

そのはずが、結局疲労感が残りすぎて、正直なところあまり聞けず…。 とりあえずDevelocityのPluginは導入しようと思った。

EncryptedSharedPreferences が deprecated になっちゃった!どうしよう!

仕事柄、なんか知っておいた方が良さそうだったので。

断片化による不具合問題に関しては、ハードウェアを制限させないAndroid独自の課題でもあるよなあと。 基本的にこればっかりはGoogleが悪いのではなく、そういう端末をリリースしたメーカー側に問題がある派です。 Pixel 10でも同じ問題が起きているなら、当然Googleも(メーカーとして)悪い。

解決の難しい問題にたいして「そもそもさ、この仕組みを用意してるのがおかしくない?」という流れになるの、すごく同調してしまった。 本当にそういった理由かはともかく。

Closing(18:20 ~ 18:40)

去年あったか覚えてないけど、そういえばこの枠あるんだなあと思ってとりあえず出席。 本当にそれだけなので、特に感想はないです。

その他雑感、まとめなど

Day2は豪雨のせいで帰りの電車の混み具合が本当にひどかった。 行きに関してはDay2もDay3も、まあ悪かったですが。 やっぱり出社義務について改めて考えてしまった。

ほとんどオフラインで参加するような勉強会がDroidKaigiのみとなってしまったけど、やっぱり強制的にAndroidの知見や情報を取り込む機会は必要だなあと感じました。 最近は勉強会の開催も増えてきている印象にあるので、まずは1〜2ヵ月に1回はオーディエンス側で参加したいですね。 スピーカー側はもう少し先かな…。

スピーカー側と書いて思い出しましたが、今年のDroidKaigiはセッション応募もアプリのコントリビュートの参加もしませんでした。 セッション応募に関しては、その前に個人のアウトプット数を増やしたいという思いがあるので、よほど応募したいネタがなければ今後もありません。 コントリビュートに関しては、ここ数年issueの凄まじい奪い合いみたいな印象が特に強く、参加するのがそろそろしんどくなってしまったので…。 こっちもたまにissueを覗いて、まったく手がつけられていなくて自分で解決できそうなものがあれば参加しようかな、ぐらいの気持ちでいます。

以上、DroidKaigi2025の個人的なまとめでした。 ここに書いた内容の一部はもしかしたらブラッシュアップして、あらためて記事にするかもしれません。

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