2021年のヤマダ印をふりかえる

2021年ももうすぐ終わりますので、合同会社ヤマダ印の1年を振り返りを書きます。

yamacraftと合同会社ヤマダ印について

SWEエンジニアです。 合同会社ヤマダ印の代表でもありますが、こちらはフリーランスからそのまま法人成りを行った一人会社です。

キャリアの最初はトヨタ系のECUモジュール開発や、病院の健康診断システムの開発に関わっていた、地方の小さな孫請け会社の出向社員でした。 そこから2011年に思い切って転職活動を行いエキサイトへ所属。 約5年間、たくさんのAndroidアプリ開発に関わりました。 その後、また別の会社に転職、フリーランスと続き、現在に至ります。

ちなみに法人成りを行った理由は、その年に創業すれば「令和元年創業」と名乗れるからというのが最大の理由です。 そんな軽薄な理由で法人成りをしつつも、今年の12月で無事3年目を迎えることができました。

合同会社ヤマダ印の業務について

開発支援業務

クライアントと契約し、アプリやサービス開発に関するいろんなことを手伝っています。 だいたいはクライアント先でAndroidアプリエンジニアの一員となって、設計や実装等をやっていることが多いです。 ほかにもエンジニア教育を手伝ったり、システム整備のサポートをしたこともありました。 現在は新型コロナウィルスの件もあり、よほどのことがなければ、ほぼフルリモートワークです。

現在のヤマダ印の主な収入源です。

自社プロダクトの開発と運用

  • 自身の技術力育成の場を用意したい
  • 「こういうの作れます」的なアピールができるものを用意したい
  • 単にアイデアを形にしたい

こうした理由で、自社プロダクトの開発と運用を、だいたい週イチぐらいの時間を使ってやっています。 今年リリースしたのはHometeというSNSアプリです。

こちらの収益に関しては、いまのところまったくありません(用意もしていない)。 それを考えられる程度のユーザー数があれば考慮しますが、いまのところ、その目処すらありません。

業務の振り返り

開発支援業務

状況としては、去年からお世話になっているクライアントさんと、そのまま引き続き契約が続いている状態です。 これが現在のヤマダ印の唯一の収入源となっているので、まずは空白期間を作らないことが一番大事だと考えています(去年は空白期間が1ヵ月あった)。 そういう意味では、今年はよい一年だったと言えます。

とはいえ、考慮すべき点はあります。 そもそも新規案件の依頼が、ここ半年以上来ていませんでした。 正しくは知人エンジニア経由で1件あったものの、本格的な連絡が来る前に流れてしまいました。 これは現在の状態が続いた場合、現在のクライアントさんと契約更新が終了した場合に空白期間が生まれることになってしまいます。

なぜ新規案件の話が来ないかという点に関しては、はっきりとした理由はわかりません。

  1. そもそもヤマダ印(またはyamacraft)自体が知られていない
  2. 依頼するのに必要な能力が足りていない(または足りているのかわからない)
  3. (特に自分の一番の武器であろう)Androidエンジニアの需要が実はない

だいたいこの辺が理由としてありそうですが、じゃあどうするのが一番かという解答も浮かんでないのが現状です。 まずは原因調査も兼ねたアクションを行っていくしかありません。

自社プロダクトの開発と運用

こちらは今年リリースしたアプリが1つ(Homete)だけでした。 オープンテスト版での公開かつAndroidアプリのみという制約があるものの、ユーザー数、定着率ともに想定よりもありませんでした。 そのためこちらのアプリ、今後は開発者都合でやりたいことを実装しつつも、緩やかに保守のみがメインとなっていく予定です。

こちらも反省点はいろいろありますが、まずは最初の流入をどうするんだという一番の難題への解答が、来年以降の課題になると考えています。

来年以降に考えていること

給与を下げる(下げた)

2022年1月分から、給与を下げることにしました。 具体的には月4万円。 本当は今年中にやろうかと思っていたのですが、下げる際に事務的に考慮すべきことがあるのか気になってたのを、税理士に聞くのが遅れに遅れていまに至りました。 こういう初動の遅さが自分の悪いところです。

もともと、現在の収入に対して給与の支出が大きすぎるように感じることがたびたびありました。 月4万下げれば、年間で48万円の余裕が生まれるわけで、そうすると会社側で経費などの予算に回せる額も増えます。 結局ヤマダ印は私一人の会社ですので、下げたところでダメージを受けるのは私自身です。 そして現状の生活では、この程度なら特に支障はありません。

さらに現状では、自分の給与を支払うために頑張って働くという状況が時折ありました。 給与が下がることで必要な収入のラインも下がるため、こうした部分に少し精神的な余裕が生まれることも期待しています。

今後、2022年中に長期的な収入の増加が見込めなければ、また来年さらに月4万円ほど減給する予定でいます。 短期的に大きな収入が入ってくるようなことがあれば、それは年末に賞与として還元すればよいかなと考えています。

公開するプロダクトの方向性を切り分ける

技術を検証するためのプロジェクト、アイデアを形にするプロジェクトはそれぞれ別で考えることにします。 今年はまずリリースすることを目標にAndroidアプリであることを優先していましたが、やはりWebで利用できるものとしてリリースすることを優先しようと考えています。

具体的な進め方は、また追々考えることにします。

広報部分の強化

結局のところ、プロダクトや案件どちらの悩みも、大きな原因は最初の流入(注目)がなさ過ぎることだと思っています。 ここは正しい企業の考え方であればお金の力を駆使するのでしょう。 ですが、自分の給与を下げるみたいなことを書いているような状態でそんな選択はできません(ある程度、何かしらすべきでしょうが)。

ということもあり、まずは自身(yamacraft)がもう少し目に付く機会を増やすことを意識してみようと考えています。 具体的な行動は、これもまた年始までに考えておきます。

以上です。 来年もyamacraftと合同会社ヤマダ印をよろしくお願いします。

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