お父さんになれなかったエタリオウ
競馬 Advent Calendar 2020 - Adventarとして投稿しようかと思っていました。(埋まってた)
エタリオウ、という競走馬がいました。 アーモンドアイやラッキーライラック、フィエールマンやワグネリアンと同じ2015年生まれの競走馬です。
成績は17戦1勝で、勝鞍は2歳未勝利戦のみ。しかし獲得賞金は2億円を超えています。 日本ダービーと菊花賞では2着、それまでのレースも2着入線ばかりで、まるでステイゴールドを思わせるような戦績でした。
実はエタリオウの父馬は、そのステイゴールド。 ステイゴールドが亡くなった8日後に生まれたこともあり、まるで生まれ変わりのようにも感じられました。
しかし、エタリオウは2019年の天皇賞(春)から、入着もできない結果が続きます。 大半はG1ですが、その合間に走った京都大賞典(G2)や日経賞(G2)も着外となってしまいました。 残念ながらここが限界と判断されてしまったのでしょう。 宝塚記念では出走登録されていたようですが、それも除外となってしまいました。
それから長いこと動向が分からずじまいでしたが、今月に登録抹消となり、引退してしまいました。
お父さんのように、最後の最後に大きな花を咲かせることはできませんでしたが、1勝馬としての獲得本賞金はJRA最高額を記録したようです。 今後レースで走る姿を見れないことはとても残念ですが、これから余生をのんびり過ごしてもらいたいです。 おつかれさまでした。
10日付で登録抹消のエタリオウ、1勝馬としての獲得本賞金はJRA最高額に | 競馬ニュース - netkeiba.com
ちなみに今年の有馬記念、2勝馬でありながら11戦すべて入着、先日のジャパンカップでも化け物3頭に並んで4着に入線したカレンブーケドールの活躍を期待しています。
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