DroidKaigi 2026へ行ってきた

DroidKaigi 2026のカンファレンスデー(9.2〜9.3)にオフライン参加しました。 去年は細かくカンファレンスで聞いた内容をメモしていましたが、今年は全般的な感想を簡単に書きます。

ちなみに、アンケートにはすでに回答済みで、その上でこの記事を書いています。

Cfp提出/Conference Appコントリビュート 不参加

去年に続いて今年もCfpの提出はなく、カンファレンスアプリの開発にも参加せずに終わりました。 後者に関しては、おそらく今後も参加予定はありません。

以前にも書きましたが、カンファレンスアプリのコントリビュートは年々競争率が非常に高くなっています。 だいたいのissueは一瞬で埋まり、残るissueは高難易度のものか、iOS対応のような非Androidアプリ開発に関するものばかりです。 総じて、コントリビュートしようと考えると、腰を据えて取り組む必要が出てきます。 現状の自分にはその時間も猶予も十分に確保できません。

特に現在はAIエージェントによるサポートもあり、開発スピードもどんどん速くなっていくでしょう。 そうなると、自分に入り込む余地はもうないと考えています。 今後あるとしたら、アプリの動作確認で気になる点をissueに上げるぐらいでしょうか。

Cfpについては、純粋に語れるほどの独自研究や技術調査に関する知見をここ数年は持ち合わせていません。 これもまた、AIエージェントによる弊害の1つなのかなあと思いました。 かといって、独自でAIエージェントを使いこなしてうまいこと開発ができているかというと、微妙なところです。 それこそ先日の記事に書いたように、無駄なデプロイ実装をそのままやらかしてしまいましたし…。

会場

今年もベルサール渋谷ガーデンが会場でしたが、個人的にはお気に入りの会場です。 これは以前からずっと書いていますが、ここはトイレが広く洗面所の水がしっかり出てくれるのが本当に素晴らしいです。 確かに渋谷駅からは、それなりに距離がありますが、このトイレ部分がしっかりしている会場は意外と少ないです。 DroidKaigiに限らず、こうしたイベントを開催する運営には、ぜひともこの部分に気を使ってくれると嬉しいです。

それと今回は入場ゲートが用意されていましたが、正直なところ設置意図がよくわかりませんでした。 まずこれによってトイレとの導線が分断されているのがいまいちでした。 さらに普通にテープをまたいで移動する人を見かけましたが、スタッフの注意というか監視が特になかったのも、本当にこのゲートは何のためにあるんだろうと思いました。

なにより1Fのセッション部屋はこの入場ゲート外に存在しており、ゲートとしての役割を果たせていなかったようにも感じました。 今回は入場ゲート自体の機能チェックのために設置したのであれば、まあ納得はできますが…。

コミュニケーションエリア

協賛エリア(企業ブース)は、可もなく不可もなくといった印象でした。 ノベルティも結局ほとんど有効に使うものがないなと思い、今年はWebアンケートやSNSフォローもほとんど断ってしまいました。 スタンプラリーも実際は流れ作業で押してもらうだけのことが多く、あまり立ち寄る旨味を感じなくなってきたような気もしました。 個人的には自社サービスの宣伝もよいのですが、使っている技術をもっとパネルでしっかり掲載し、実装内容の解説や技術的な会話ができる人にブースへ常駐してほしいと感じました。 ここは主にAndroidの開発者たちが集まるイベントですから、なおさらそう感じます。

毎年のコーヒーも、今年は一度も立ち寄りませんでした。 理由は、いつも混んでいるからです。 自分はDroidKaigiが提供するコーヒーを受け取るという体験がしたいわけではなく、ただコーヒーが飲みたいだけなので…。 この会場はすぐ近くにコンビニがあったり、自販機があったのは助かっています。

セッション

実は去年までは英語セッションの同時翻訳を利用したことがなく、今年初めて利用しました。 思った以上に便利ですね。

今回見た中で、セッションの出来が一番よかったのは「Kotlin 93%へ:Sonyで4言語をCompose Multiplatformに置き換えた話」。 内容で一番興味深かったのは「UI仕様を「見えるもの」にする 〜 Compose Screenshot Testing とギャラリーで支える、AIエージェント時代のAndroid UI開発 〜」でした。

特に後者では、CIで取得したスクリーンショットとAIエージェントを使ってギャラリーや画面仕様書を自動作成する部分が、正直目からウロコでした。 まったく同じことをやるには全画面のCompose化やPreviewの整備が必要になりますが、部分的には参考になりそうだと感じました。 また、ペライチのHTMLをAIエージェントに作ってもらう仕組み自体は、いろいろなところに応用が利きそうだと思いました。

あと1点残念だったのは、セッションタイトルと内容が大きく乖離した、いわゆる自社サービスの宣伝でしかなかったセッションに遭遇してしまったことです。 数年前にも経験したことはありますが、久しぶりに洗礼を受けた気分になりました。 DroidKaigiのcfpは毎年かなりの数が集まり、高い競争率の中から選ばれるだけに、ここは来年以降の改善に期待したいです。

その他

DroidKaigiは半分同窓会にも近いところがあり、過去の知り合いと年に一度顔を合わせる場にもなっていましたが、年々その数は減りつつあり少々寂しくもあります。 とはいえ、自分もフルリモートでの仕事が安定しているうちに地元へ戻りたいという気持ちが強いため、いずれ自分も会えなくなるひとりになりそうです。

今回は完全に不参加だったDay1でしたが、そこで行われていたポスターセッションは面白そうだと思いました。 来年もあるなら参加してみたいですね。 そのために、1年かけて何かテーマを決めて、自由研究のようなことをしてみようかなと思いました。

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