2022年競馬の雑感

さっくりと思い浮かんだ、今年の競馬の雑感です。

若手騎手の活躍

2020年から目覚ましい活躍をしながらも、重賞での勝利をなかなかつかめなかった岩田望来騎手が、今年ついに重賞で勝利をつかみました。 しかも1勝どころか4勝(中央2勝、地方2勝)で、さらに地方の重賞のうち、ひとつはJBCレディスクラシック(Jpn1)です。 大躍進です。

今村聖奈騎手に関しては言わずもがなですね。 CBC賞の勝利はお見事でした。 G1出走もホープフルステークスで果たせましたし、来年も期待したいところですね。

この二人ほど若手ではないですが、横山和生騎手もタイトルホルダー以外の馬でG1(正しくはJpn1)を獲ることができたのもすばらしいですね。

クラシック世代(3歳馬)について

正直なところ、今年の3歳馬がすごいぞと言う評価をあまり信用していなかったのですが、イクイノックスはすごかった。 もうちょっとタイム指数とかを見た方がよいなあと思いました。

先日の有馬記念でボルドグフーシュが好走したことを考えると、菊花賞馬のアスクビクターモアも期待できるし、もちろんドウデュースも同様。 …ではあるんですが、結局ここから翌年の斤量1〜2kg追加等々で状況が一気に変わったりすることもあるので、本当に競馬は難しい。

デアリングタクト

正直なところ、復活しても以前のような走りはできず今年いっぱいまでと思っていました。 しかしながら宝塚記念の鋭い切れ味、ジャパンカップでは上がり最速を見せられるとやはり夢を見てしまう。 来年もまだ走るみたいですので、応援したい。

エフフォーリアと武史とウインマリリン

大阪杯、宝塚記念はどちらも結果が伴わず、有馬記念も含めて調整に苦労している印象をもったエフフォーリア。 とりあえず関西遠征に鬼門を感じるので、なんとか調整を頑張ってほしいです。

それと有馬記念直前インタビューの横山武史騎手のエフフォーリアへの強い想いが語られていたのが印象的でした。

これを聞いて、ウインマリリンの時もこんな感じで想いに溢れてたのを思い出しました。

ウインマリリンは今年復調し、ついに香港ヴァーズでG1勝利を獲得しました。 エフフォーリアは横山武史騎手とともに復活劇を見せてほしいですね。

ソダシ

ヴィクトリアマイルを勝利したソダシはこれで2歳(阪神JF)・3歳(桜花賞)・4歳(ヴィクトリアマイル)それぞれの牝馬マイルG1を制した結果になりました。 G1を3勝という時点でもすごいですが、3年間G1勝利というのも凄まじい記録です。

ここから来年はどう動くかですが、もうダート挑戦はやらないみたいで少し残念ですね。 初ダートでいきなりG1挑戦(フェブラリーステークス)という形でしたが、それで3着はすごいことですよ。 個人的には本格挑戦するところも見たかったですが、来年は海外マイル挑戦がメインですかねえ。 何にせよ頑張ってほしい。

個人的にそのほか来年応援したい馬

ステラヴェローチェ

G1こそ未勝利ではあるものの、海外のドバイを除けば古馬混合戦を含めて全レースで掲示板入りしているポテンシャルがあります。 しかし今年のドバイシーマクラシックを最後にぷっつりと情報が途絶えてしまっていましたが、どうも来年から再始動するようでぜひ応援したい。

ディープボンド

どうにも去年の凱旋門賞の大雨以降、レースは大外枠を引いたり絶妙な位置に空馬がいて集中力を欠いたりとイマイチ運のないレースが続いている印象。 今年の凱旋門賞から鞍上が和田騎手から川田騎手になりました。 ですが、個人的にこの機種変更はうまくいっているのかなあ…という気がしてならないですが、なんとか来年の春天は獲ってほしい。 凱旋門賞はもう諦めてよいと思いました。 去年のフォワ賞のフォルスストレート加速は感動と興奮を味わえましたが…。

メイケイエール

今年は高松宮記念もスプリンターズステークス、どちらも良い結果にならなかったのが残念でした。 さらには池添騎手の骨折で香港スプリントが乗り替わりになってしまったのも残念。 来年こそはなんとか短距離G1を獲ってほしい。 本当はもう少し折り合いがついて、本来の適性距離らしいマイル路線に挑戦してほしい。

個人的にはそろそろ再動の目処が経ち始めたらしいピクシーナイトも頑張ってもらいたいところ。

さいごに

いつまでアーカイブが残るかわかりませんが、有馬記念当日の夜に配信された福永騎手と川田騎手の忘年会がおもしろかったのでお勧めです。

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